「分倍河原まちづくり計画・・地域住民の意見反映を」(共産党議員団一般質問)
【過去にも住民の声が反映されていない、まちづくりもある】
共産党議員団は昨年末、12月議会の一般質問で、赤野秀二議員がJR・京王線分倍河原駅周辺のまちづくりについて質疑を行いました。市が提案している「府中市都市・地域交通戦略案」のなかの分倍河原駅周辺の街づくりについて、この間3回の地域住民による協議会が開催。過去平成8年には「まちづくり提案書」が作成され、市に提出されていました。市民からは「この提案書が生かされたものになっているのか」との声が寄せられ、赤野議員が質問をしました。市は「この提案がいかされている」との答弁でしたが、たとえば高安寺西側道路の拡幅や、駅北側のバス転回場の検討に関する言及など、市民参加の協議のなかでは議題にならなかった内容もあります。
赤野議員は「この戦略案へ周辺住民の意見を反映させるためにも説明会を行うべき」と要望。しかし市は「意見は十分取り入れている。まちづくり協議会との対話を深めることで、地域の意向も反映している」とのこと。過去にも、周辺住民への周知が十分でなく、事業完了後に改善を求める声がでた、まちづくり事業もあったことを指摘。とくに今回の戦略案は今後15年間にわたる長期のものです。赤野議員は、引き続き、市の動きを住民とともに注視していく必要があると、のべました。