26 1月

府中駅南口再開発事業のその後・・

【再開発ビルと店舗側の段差解消を求める】

 

昨年7月にオープンした府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」ですが、バスターミナルに面する側の歩道と、「ル・シーニュ」の1階のお店側の境に、8センチぐらいの段差があります(写真参照)。これはビルが完成した段階から、通行人が歩く際に「危ない」との指摘がされてきました。市側は要望をうけて、カラーコーンを置き、通行人に注意を促しています 。この箇所で車イスやお子さんを乗せたベビーカーを押すのは、大変危険です 。この問題は、12月の市議会「再開発特別委員会」でも議論になり、 「どうしてこうした段差ができたのか」「設計の時点でどうなっていたのか」「業者の丸投げでは、こういうことが起きる」などの意見が、委員からもありました。

市側も12月議会の特別委員会において、その対策として段差の解消工事の検討を表明はしています。この段差は広く、委員からは「歩道の幅が狭い箇所 を優先して改善してほしい」などの要望がありました。答弁で市側は、再開発組合に対 応を求めることなっています。しかしながら、その改修費用をどこからねん出するかは、まだ定かではありません。

 

私も利用者優先の対策を早急に求めるものですが、やはり設計段階から一体どうなっていたのかという疑問もあります。完成後の改修改善工事となると、さらなる費用もかかります。また再開発組合も一定の時期がくると解散することになります。今後、同組合が解散後にこうした修繕箇所が発見された場合は、どうしても市側の対応となり、つまり公的資金を投入せざえるえないわけです。議会も市民の立場にたって、行政側の「怠慢」については、厳しい視線で要望、チェックしていく必要があると思います。

 

 

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