岐阜市 小中教員に夏休み16連休、今年から(東京新聞)
今朝(6日)の東京新聞社会面に岐阜市の教育委員会が今年の夏休みに、教員に対して16連休を保障する記事が掲載されています。記事によれば「岐阜市立の全小中学校と特別支援学校で、補修や部活動の指導を原則として行わず、日直も置かない『学校閉庁日』を16日間連続で設けることがわかった」とあります。記事では「市教委によると、期間中は教員を対象とした会議や研修は開催しない。保護者から緊急連絡があった際は、市教委の職員が専用の携帯電話で対応する。全国大会が近いなどの場合は、例外として部活動の指導を認める方針」とあります。期間は8月4~19日に予定。文科省による教員の働き方改革の一環として実施されるおので、「横浜市教育委員会も夏休みに最長14日間の閉庁日をもけるよう、学校に通達をだしている」としています。
【教員のみなさんが明日の授業の段取り、準備をできるような勤務改革も】
私も昨年6月議会で教員お長時間過重労働問題を取り上げたこともあり、このニュースは大変嬉しいです。同時に少し心配なのは、この休み中も教員のみなさんは、仕事が終わっておらず、結局密かに職場に来て仕事をされる心配はないのかということです。しかしながら、こうした方策を市教委が方針化することは私も賛成です。次にぜひ要望したいのは、日々の児童、生徒に対する授業の準備、段取りをしっかりできるような勤務改善をしてほしいものです。教員のみなさんは報告書の作成、研究発表会の準備、部活動の指導などで肝心の子どもたちに対する授業の準備ができないことを嘆いています。今回の岐阜市教委の取り組みが、全国に広がることを期待したいと思います。