府中市は市債の増加を抑えて、公共施設整備基金の使途を明確にすべき
★膨張する市債発行を抑制するためにも、公共施設整備基金の使途目的を明確にせよ
今朝(13日)は西武線多磨であいさつ。さて共産党議員団は9月議会の決算委員会で市債の積み立ての在り方について質しました。16年度の市債は54億円となり、17年度予算は80億円になっています。今後新庁舎の建設で100億円以上の市債発行が予定されており、さらなる公債費の増大が懸念されます。共産党議員団は大規模事業について、市民サービスに影響を与えることがないよう、事業実施の時期を重複させないこと、事業費の抑制を求めました。
さらに今後、市では学校老朽化対策も計画しており、公債発行の膨張は予断を許しません。市の基金は17年度中にも基金計画の見直しがあり、積立基準の設定、財政調整基金の上限設定、利子運用基金の一部廃止など、一定の改善もされてはいます。しかしながら、公共施設整備基金は投資的経費全般に充当することが可能です。これから予定されている学校老朽化対策を着実に実施するためにも、共産党は公共施設整備基金の使途目的を明確にすることを求めています。