22 9月

朝鮮戦争に従軍、その体験を語る・・元府中市議・三宮克己さん語る(毎日新聞)

今朝(22日)はJR北府中駅であいさつ、終日、市議会決算特別委員会に出席、夜は会議。さて昨日の毎日新聞夕刊に元府中市議会議員の三宮克己さんのインタビュー記事が掲載されています。三宮さんは府中市議会議員を7期務められた方。かって朝鮮戦争に従軍されたことでも、知られている方です。記事では1950年9月15日未明の仁川上陸作戦に言及し「米軍による占領下、日本人船乗りであるのに私はその作戦(仁川上陸)に動員されていました」。「まぶたには黒焦げ死体があった」と語っています。

「(仁川上陸作戦が)もしも反撃されていたら、どれだけ死傷者が出ていたことか。夜が明けて、おそるおそる上陸しました。トーチカ(防御陣地)をのぞくと、男が真っ黒になって死んでいる。朝鮮人民軍の将校でしょう。大柄な男でね。火炎放射を浴びて黒焦げなのに唇だけがピンク色でした」「おれはいったい、何をしてるのか。人殺しの手伝いじゃないか。恐怖心と腹立たしさが交錯し、捨て鉢な気持ちで高ぶっていましたね」と、朝鮮戦争の最前線で戦った経験を生々しく語られています。

三宮さんは、再び朝鮮半島で戦乱を絶対に繰り返してはならないと語ります。自らの体験をもとに語っているだけに、その言葉一つひとつに迫力を感じます。三宮さんは市議時代は平和憲法擁護を掲げて議会で活躍されていた方です。こうした先輩たちの体験を、これからも語り継いでいかなければならないと思いました。

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