府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」は、ユニバーサルデザインに対応した、優しいつくりになっているか(新日本婦人の会府中支部)
今朝(8日)はJR北府中駅であいさつ、午前中は市議会文教委員会に出席、午後は結城りょう通信を配布。さて9月2日、新日本婦人の会(新婦人)府中支部の方が、府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」のウォッチング活動をされました。はじめに新婦人のみなさんは、9月11日から閉鎖される、甲州街道以南にある「ちょこりんスポット」に自転車が何台止まっているのかを点検。ついで「ル・シーニュ」の地下駐輪場に、自ら自転車をおろす実践もされました。スロープにそって降ろすのですが、「高齢者や子どもを自転車に乗せた方には大変な作業だ」とのこと。又自転車専用エレベーターは1台で、自転車1台のみの収容であり、使い勝手が悪いとのこと。参加者の感想では「歩くのはちょっと大変、自転車で買い物に行くという高齢の人にって、ル・シーニュの地下駐輪場への収容は困難だ」と感想を述べています。
また参加者の方は「ル・シーニュ」の店舗見学も行いましたが、「店内の表示が大変見づらい」と感想をのべています。「このドアを開けたらどこに通じるのだろう。ビルの案内表示版を見ながら、各階の案内にだれでもトイレの表示があるのに、通路にある案内版にはその表示がありません。飲食店などの表示も小さすぎる」と感想を述べています。
府中市は高齢者や障害者を含めたすべての人が安全、安心かつ快適に暮らすことができること、また訪れることができるまちにするために、「ユニバーサルデザイン」の考え方を基本とした、福祉まちづくり条例を制定しています。今後は、この福祉まちづくり条例の視点で街を観察することが大事だと思います。私も新婦人のみなさんの声を、議会でぜひとりあげたいと考えています。