府中市の待機児童数は全国で10位・・朝日新聞調査より
今朝(2日)の朝日新聞1面には、「認可保育所に入所できない待機児童が3年連続で増加し、4月1日時点で前年同時期より2528人多い、2万6081人となり、このうち7割以上が首都圏や近畿圏といった都市部に集中していた」と報じています。記事では「1~2歳児の半数近くが保育施設を使うようになっており、土地不足といった都市部特有の問題もあって受け皿整備が後手に回っている」としています。
この記事では待機児童解消策として、政府は幼稚園の活用と企業主導型保育所に期待をかけているものの、成功していないことが分析記事としてあります。また朝日新聞の全国の自治体待機児童数調査によると、府中市は第10位にランクされています(383人)(1位は世田谷区の861人です)。
また先日紹介した杉並区は、待機児童解消策が実を結んでいると思われ、今回の朝日新聞調査ではワースト20位までにランキングされていません。私は府中市もこの待機児童数問題は、「緊急事態宣言」(仮称)を発令し、危機感と緊張感をもって臨むべき課題であると思います。それは今後の府中市政の土台も揺るがせかねないと思うのですが、どうでしょうか。