「非自民結集3度目の挑戦」(日経朝刊1面)
今朝(21日)は西武線多磨駅であいさつ、午前中は市議会、午後会議、夕方から原稿作成など。さて今朝の日経新聞朝刊1面では、予想される解散・総選挙にむけて非自民の野党勢力の結集をにらむ野党勢力の動きについてトップ記事で報じています。
記事では8月11日夜に開催されたと言われる、小池都知事、若狭勝代議士、細野豪志代議士の会談から始まり、日本ファーストの会と細野氏らが結集する動きを報じています。記事では都議選の結果についてふれ、自民党政権に変わる受け皿は少なくとも、現在の民進党ではないこと。そして小池新党が結成されれば、それに野党勢力が加わることで、反自民の受け皿が用意されることを報じています。
一方で記事では自民党政権に変わる勢力として過去に結成された新進党や民主党の過去にもふれ、「非自民だけで有権者の共感を得ることが、長くは続かなかった」とも分析しています。また野党勢力結集のキーマンともいえる自由党の小沢一郎氏の動向にもふれ「(小沢氏は)新党がベスト。野党が1つになって戦わないと勝てない」と話す。共産党の参加は否定するが、『共産党との選挙協力により踏み込まないといけない』と述べ、従来の野党共闘を進める立場だ」と、記事では報じています。
今日は民進党の党首候補者の記者会見も行われています。マスコミの報道によると、小沢一郎氏と親密な関係にあると噂される前原誠司氏は、共産党との共闘には否定的と報じていますが、これからの前原氏の動向については、一概に断定できないのではないでしょうか。2009年の総選挙では共産党は半分近い選挙区で党公認候補者の立候補を見送り、それが小選挙区における民主党の大量議席をアシストしたと分析されています。
私はマスコミ報道に一喜一憂せず、志位委員長が進めてきた市民と野党の共闘の方針にこそ、日本の未来があることを確信するものです。