東京都の待機児童数発表・・8586人、府中市はワースト5で383人(毎日新聞多摩版)
今日(25日)の毎日新聞朝刊多摩版には、昨日東京都が発表した待機児童数(4月1日現在)の記事があります。それによれば2年連続で増加し、8586人となったとのこと。記事によれば、「小池知事のもと126億円の補正予算を組み、新しい保育所施設の整備補助の大幅な上乗せ、賃料補助などの策を実施。認可外も含めて約2万人の枠を増やしたものの、児童人口の増加と申込率の上昇で需要も伸びた」と分析しています。
また記事では「国の新定義にあわせ18自治体が新たに、親が育児休業中でも復職の意向が確認できた場合などは、待機児童に含めたことも増加原因となった」とあります。また待機児童数では世田谷区の861人、目黒区の617人、大田区の572人、江戸川区の420人、そして府中市の383人となっています。
共産党議員団は6月議会でも赤野市議が、待機児童数解消問題を取り上げましたが、府中市は市全体にマンションの建設ラッシュが続いており、待機児童問題解決の兆しが見えていないのが現実です。例えば一部の特定地域に限って、大型マンション建設を規制するなどの策でも実施すれば、少しは変わるかもしれませんが、特別の具体策がないのが現状です。引き続き、議員団としても解決策につちて調査検討し、市議会で働きかけたいと思います。