府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」、いよいよ明日(14日)オープン
いよいよ明日(14日)、京王線府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」がオープンします。昨日は、施設の2階と府中駅を結ぶペデストリアンデッキの開通式も行われました。また昨日からは、お店でがプレオープンもしている店もあります。今朝の朝日、毎日、東京の各紙多摩版では、この様子を伝えて、東京新聞では「地権者組合と市が約432億円かけて整備した。地上15階、地下4階、商業施設は地上4階から地下1階で、スーパーや飲食店、ファッション、雑貨店など87店舗が入る」と報じています。一方でまだ7つのフロアーが空いているとのことです。また5、6階の市民施設「プラッツ」は15日から開設予定です。府中駅にあった京王ストアーも新装オープンで店内も大規模になりました。
一方で残念なのは、長年この府中駅南口で商売を営んできたいくつかのお店が、再開発ビルに入店できず閉店しています。私が2011年4月、府中に引っ越してきたとき、「吉田屋」さんをはじめ、小さな個人商店が南口に存在し、何か「風情」を感じた記憶があります。
時代の流れとともに、駅前再開発事業の進展はやむを得ない側面もあるのでしょう。ただ、昔ながらの商店街の風情がなくなり、再開発という名のもと、あまり個性がなくってしまう駅周辺の街づくりになってしまう気もします。
いずれにしても、私も府中の市議会議員として、また市民の一人として府中市の繁栄を願わずにはいられません。この府中駅南口再開発事業が、府中駅周辺の賑わいと活性化、府中市の繁栄のために成功してほしいと願っています。