小泉元首相を顧問、「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」創設(東京新聞)
今朝(15日)の東京新聞2面には、小泉純一郎元首相を中心に結成された、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟発足の記事が掲載されています。記事では14日発足、都内で発足の記者会見を行ったとあり「顧問に就任した小泉元首相は『自民党と革新勢力双方の支持者を巻き込んだ国民運動にしていく』と訴えた」とあります。記事では「福島第一原発の事故後に全国で進められた脱原発の運動は、連携がなく広がりを欠いていたとの判断から設立を決めた。全国組織として事務所を置き、講演会や意見交換会の開催、政府への提言、優れた活動をした団体の表彰などを行う」とあります。「会見で小泉元首相は『国民全体で原発を止めていこううという、強いうねりが起きているのを実感していると強調』その上で『いずれは国政選挙においても脱原発が大きな争点になる時がくる』と力を込めた」とあります。
また同連盟の会長には、経営者として脱原発を主張されてきた、城南信用金庫の吉原毅相談役が就任とあります。吉原氏は「脱原発が経済的にも採算があわないのは明らかで、自然エネルギー化は世界の流れだ。日本全国の声を結集していく」とその豊富を語っています。
私は、安部政権を退陣に追い込み、市民と野党の連合政権を実現するためには、脱原発と自然エネルギー社会の実現を大きな争点としてしなければならないと考えます。そして、いわゆる保守も革新も双方の勢力が、この1点で力を合わせることは、今後日本の政治変革にも大きく発展するものと思います。