府中市議会の17年度予算の反対討論をしました
今朝(17日)はJR北府中駅であいさつ、午前中は市立第二中学校の卒業式に来賓で出席。午後は生活相談など。
さて私は昨日(16日)、府中市議会最終日の本会議で2017年度予算の反対討論に立ちました。議員団で議論した結果、下記のポイントで反対討論に立ちました。①市は2014から17年度の間に、88億円の財源が足りなくなると主張し、行財政改革(市民向け福祉サービスなどの削減など)を実行してきましたが、結局のところ、財源が足りなくなる事態にはならなかった。よって行革の方針を改めること、②当初150億円の予定だった新市庁舎の建設費が205億円に達したことで、市は今後、庁舎建設の費用を抑制するために、現在の予定である「おもや」と「はなれ」の2棟構造を見直すこと、③府中駅南口再開発事業の府中市の負担が当初見込みの160億円から162億円になった。一方で再開発ビルの地下駐車場の購入費、6億円はこれに加算していないこと、④就学援助費は少し改善がされたものの、市民から要望が高く、他の自治体では進展している入学準備金の前倒しでの支給(現在は7月に支給)には応えていないこと、⑤ラグビーワールドカップのキャンプ地を誘致するために6億4千万円も計上するのは、やりすぎである。とくに朝日町の「朝日サッカー場」は3年前に3億7千万円で改修したばかりであり、再検討をっ求めました。予算には共産党と生活者ネットワークが反対しました。
予算特別委員会では、「2020年のオリンピックのキャンプ地誘致実現のために、市はもっと市民に機運醸成を図る努力をしてほしい」と求める他会派の議員からも多数でていましたが、「なぜオリパラの機運が醸成しないか?」。それは今、市民が市政に求めるニーズとそれがかみ合っていないために、気運が醸成しないのではないか。府中市は今、東芝府中事業所や伊勢丹府中店の今後など、不安材料を抱えて不透明な状況です。私は今後も、市民のリアルなニーズをしっかりつかみ、高野市政に求めていきたいと思います。