「特別の力学が働いた」森友学園への国有地格安売却問題で船田元 自民党代議士(東京新聞)
安倍内閣を倒閣に追い込んでいる、今回の「森友学園」に対する国有地の格安払下げ問題。わが党の小池晃参議院議員の追及を皮切りに、連日マスコミで報じら、日に日に疑惑の真相解明の世論が高まっています。
そこで今朝の東京新聞朝刊4面には、同じ自民党内の国会議員、船田元(はじめ)衆院議員が自身のブログで、「森友」問題で見解を公開していることが、紙面で報じられています。記事によれば「『特別の力学が働いたと思わざるを得ない』と指摘した。船田氏は、栃木県内で幼稚園や高校などを運営する学校法人・作新学院の学院長を務めている。ブログは六日付でタイトルは『森友学園の異常さ』。『安倍首相や昭恵夫人との関連は、自ら明らかにされることだから多くは語らない』としつつも、『異常な事案』として、徹底的に事実関係を明らかにしなければならないと、真相解明を求めた。森友学園が運営する幼稚園の教育については『教育勅語や中国、韓国を敵視するスローガンを暗記させるという偏向した内容』と批判。学校法人の経営者の立場から『特定の価値観を、暗記で教え込むことは、われわれの教育とは真反対にある』とし『過去の歴史が指し示す通り、国家の崩壊は教育の崩壊から始まる。過去の轍(てつ)を踏んではならない』と懸念を示した」と、記事では報じています。船田代議士は当選十一回、閣僚も務め、現在は自民党の憲法改正推進本部長代行です。自民党内からも、公然と異論が出始めた森友問題、さらに共産党と野党、市民が力をあわせて国会論戦で追い込み、世論を広げて安倍内閣を退陣に追い込むチャンスです。