三越伊勢丹HD、府中店含む地方4店のリストラ「合理化」策を検討・・・朝日新聞デジタルニュースより
今朝は東府中駅であいさつ、さて昨日(8日)付けで朝日新聞デジタルニュースが配信され(19時53分)、三越伊勢丹ホールディング(HD)の大西洋社長が行った、9月期中間決算の記者会見のニュースを伝えています。それによりますと、同社は「地方4ヶ所について18年度までに縮小や閉鎖を検討する」としています。「衣料品などの販売低迷が都心部にも広がっており、収益性の悪い地方店の改革を急がざるえない」と伝えています。
このデジタルニュースによれば、リストラ「合理化」策(縮小・閉鎖)の対象店は伊勢丹松戸店、伊勢丹府中店、広島三越、松山三越をあげています。「いずれも収益見通しが厳しく、売り場面積を現在の1万6千から3万2千平方メートルから、3千から1万平方メートルほどにして、コスト削減できないか検討する」と伝えています。「改善できなければ閉鎖も有り得る」としています。「原因は中間決算の悪さだ。売上高は前年同期比5.2%減の5821億円、営業利益は57.9%減の61億円だった」と発言し、とくに衣料品の減少が痛手であったと伝えています。大西社長は「中間層がファッションで自己表現をしなくなった。通信費や美容、旅行にはお金を使うけれど、洋服にはつかってくれない」と語ったとあります。
これまでも三越伊勢丹HDの動向について、経済専門誌で特集された記事をブログから発信、掲載していましたが、ついに同社の大西社長自ら、府中店についても踏み込んだ見解を記者発表しました。来年7月に府中駅南口再開発ビルのオープンを前にしての今回の同社の動きは重大な事態です。