府中市議会決算委員会5日目
今朝は東府中駅であいさつ、午前9時30分から16時まで市議会の決算委員会に出席。さて9月2日から始まった府中市議会の9月定例議会も大詰め。今日は市議会で平成27年度決算の総括質問が行われ、共産党市議団からは服部議員が質疑にたちました。服部議員は、この間、府中市が570億円弱のお金を基金にため込む一方で、3大事業(新市庁舎建設、大規模給食センター、府中駅南口再開発事業)に対しては、当初予想を上回る多額の税金を注ぐ一方で、行革の名による市民住民に対するサービスの削減を行う現市政を批判しました。
私の感想は、この議会の審議を通じて、今府中市はこれから発展するかどうかの分岐点にあることを感じました。他会派の議員の質疑のなかで、過去5年間において府中市に転入してきた住民が3万人いる一方、他の自治体に転出した住民も2万7千人近くいるとのことで、府中市への住民定着が弱い実態も報告されました。いま、府中市は「中心市街地活性化計画」を政府から認定をうけ、今後大規模な市街地周辺の開発事業を展望しています。その一方で、先日ブログにも書きましたが、週刊東洋経済による伊勢丹府中店の業績不振の記事に見られるように、府中駅周辺に魅力と集客力がなくなっていることを、私は肌で感じます。府中の街を今後、どのような方向で発展の展望を描くか、党派を超えて真剣に取り組むべき課題です。
総括質問で他会派からも質疑が行われ、今週金曜日午前10時から市議会の本会議で平成27年度決算に対する賛否が行われる予定です。