府中駅南口再開発事業・・新たに6億円の税金投入計画について
今朝は東府中駅のあいさつからスタート。参議院選挙、都知事選挙と続きましたが、気分も新たに頑張っています。さて府中市では現在、来年7月オープン予定で府中駅南口の再開発事業を行っています。このなかで、当初の予定外計画として市は、地下駐車場の購入を決定、新たに6億円の追加資金の投入を計画しています。事の発端は、昨年9月市議会の再開発特別委員会にて、この問題がもちあがりました。理由は、再開発ビルの建設で資金不足が生じため、その穴埋めのため地下駐車場を「保留床」として、再開発組合が売却するとのことでした。当初、売却先は「民間と交渉中」との答弁でしたが、今年の3月議会で市当局の答弁内容が変わり、「昨年12月、再開発組合から市に購入要請があった」「民間とは交渉していない。組合は市の結果待ちになっている」と答弁が一転。理由として「民間に売却すると、市営駐車場との一括管理ができない」としています。しかし、それだけのために市が、果たして6億円の負担をしなければならないのでしょうか。当然、その原資は市民の税金です。府中市は市民に対してはこの間、行政サービスの削減を続けています。一方で再開発事業に対しては、大盤振る舞いでいいのでしょうか。再開発特別委員会では、他会派の委員からも、駐車場(保留床)の購入を前提としながらも、「購入価格の妥当性などの資料を提出すべき」などの要望も出されています。市民のみなさん、9月議会で行われる再開発特別委員会に注目ください。