情報公開度高める府中市議会に・・議会基本条例の制定を
6月3日(金)から府中市議会、今年度2回目の定例議会が開会、20日までの開会予定です。議員各位の一般質問では、6日と7日に行われ共産党議員団は7日(火)の午前中に、私(結城)と目黒議員、赤野議員(午前中か午後の最初)、服部議員が5時過ぎに質疑を行う予定です。さて今回の市議会には、市民の方から「府中市議会の『予算・決算特別委員会』の議事録作成とホームページでの公開を求める」との陳情が提出されています。私も以前から疑問には思っていたのですが、府中市議会では年4回の定例会における常任委員会(総務、文教、厚生、建設環境)と3つの特別委員会(基地跡地等、再開発、市庁舎建設)の議事録は残され、HPにも公開されている一方で、9月議会の決算特別委員会(議員30人全員が出席で5日間開催)と、3月議会の予算特別委員会(決算委と同じく)では、議事録が残りません(録音はされているそうです)。今回、市民の方から提出されている陳情は、市議会の情報公開度を高めるという意味で、道理のあるものと思います。また3月議会では、市民団体の方から提出され、継続審議のあつかいにされている、「議会基本条例を制定するための検討会の設置することを要望する陳情」についても、採択をしなければならないと、私は考えます。同陳情では「地方自治体は首長と議員とが、それぞれ選挙によって選ばれる二元代表制を取り、市長と議会がともに市民の意見を市政に反映できる態勢をつくる必要がある」として、具体的ルールとして「市議会と市議会議員の活動原則」をはじめ、「会派について」、「市民と市議会との関係や市議会と市長との関係」について、「政務活動費や議員定数、議員報酬」についてルールを定める条例制定の検討会設置を求める陳情内容となっています。他の自治体を詳細に研究しているわけではありませんが、「府中市の議会公開度は、他と比べて遅れている」という市民の方からの声をよく聞きます。今回の陳情を契機に、市民に開かれた府中市議会をめざし、将来の府中市政の改革・刷新を実現するために、私も様々な方々と共同していきたいと思います。