寝たきりの方への訪問診療の改善を
今日(8日)は朝は北府中駅で宣伝、午後は生活相談、16時からはけやき通りで宣伝、夜は会議であわただしい1日。さて今日の生活相談では、要介護5の高齢女性の方からの相談で、訪問診療を受診(内科医、歯科医)されている方。この方は眼が不自由になって10年以上、また、めまいがひどく、さらに最近では耳も以前に比べると聴力が悪くなりつつあるとのこと。そこで「ぜひ耳鼻科の訪問診療をしていただけないか」という相談です。私も市の障害福祉課に相談しましたが、「耳鼻科の訪問診療については、専門的検査器具や治療器具などを要することが多いことなどから、訪問による診療を行うことは困難」と回答しています。私の推察ですが、他にも耳鼻科自体が少ないのも原因ではないかと考えています。眼が不自由なうえに、めまい(ゆらゆらの状態)が激しことが日常の生活をさらに困難なものにしています。さらに加えて、耳まで不自由になれば、本当にどうなるのでしょうか。私にはとても想像もできません。この方は、「入院してもいいので一度、人間ドックを受診し、脳検査や耳の検査などをぜひしてほしい」と訴えておられます。まだご主人がお元気で、日々の生活はされておりますが、それでもほぼ寝たきり状態で、立ち上がってトイレに行くのがやっとの状態です。私は、こうした人に対してこそ、温かく対応できる市の医療制度を実現しなければならないと、あらためて意を強くしました。当面は、可能な限り、要望にそう対応をし、市の障害福祉課にも正式に要望をしたいと考えています。