府中市議会予算特別委員会開会中
9日から15日まで府中市議会では、予算特別委員会が開会されています。私は9日に府中市の補正予算の件で質問しました。今日からは2016年度予算案の審議がスタートし、私は明日、民生費や土木費、衛生費の関係で質問を準備しています。今年の府中市予算は初めて1000億円を超える規模となりました。歳入が増えた主な要因は、人口が増え続けるなかで個人市民税(対前年1.1%増)と固定資産税(1.3%増)が増収となったことあげられます。一方で法人税は、減税措置によるマイナス7.9%の減収となっています。また民生費が50%弱となっています。府中市は現在、三つの大型事業(府中駅南口再開発、市庁舎全面建て替え、小中学校マンモス給食センター建設)に今後、480億円程度の財政出動を予定もしています。一方で保育所の入所できない待機児童数では、昨年4月、352人という三多摩ワーストワンを記録するなど、待機児の増加が社会問題ともなっています。また地域経済を取り巻く環境では、アベノミクスのもと実質賃金も4年連続マイナスと消費は冷え込んだままの状況。先行きの雲行き怪しい状態です。こうした課題山積のなかで、いかに市民生活を守り、市民の命と暮らし守る市政にするか。明日も委員会で頑張ります。(写真は京王線・府中駅南口再開発の様子)