府中市長選挙にむけて 市民自治を考える府中の集い開催
昨日(25日)午後6時30分から、来年1月31日投開票予定の府中市長選挙にむけ、現在の市政転換をめざす市民が集まり、「市民自治を考える集い」を開催。集いでは、我孫子市の元市長で、消費者庁長官も務めた福嶋浩彦氏(現、中央学院大学教授)を講演を中心に、参加者によるディスカッションも行われました。福嶋氏は我孫子市議を勤めたのち、38歳で我孫子市長に当選、3期12年務めました。「市民自治」をテーマに自治体行政に取り組み、市民、住民に対する行政サービスの質の向上を第一の基本とする、民間の手法を行政サービスに取り入れた実績で知られています。福嶋氏の講演では、「単純に自治体が行政サービスを民間企業や民間団体に丸投げ委託して、経費を安上がりにすることを」目的とするような、安易な民間活力導入策には反対の立場の方です。あくまでも市民、住民に対する行政サービスの質の向上を図るということを柱として、民間活力を導入するという主張されています。もちろん、福嶋氏のすべての主張に私も賛同という立場ではありませんが、これからの府中市政の市民自治を発展させ、真の市民協働を実現するという立場から、大いに傾聴に値するお話しを聞かせていただいたと、ありがたく思いました。